特集 保健婦とユニホーム
座談会
いったん脱ぎ捨て新たに考えたい—保健婦のユニホームを考える
黒沢 邦子
1
,
松崎 奈々子
2
,
渡辺 寿美子
3
,
中村 栄子
4
1神奈川県立看護専門学院
2東京都板橋区高島平保健相談所
3東京都文京区本郷保健所
4千葉市役所
pp.552-565
発行日 1975年9月10日
Published Date 1975/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205636
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本誌 本日はいままであまり取り上げられていない,保健婦のユニホームについてお話しいただきたいと思います。保健婦活動との関係で,現在のユニホームはどうなのか,どう着用され,どういう問題点があるか,保健婦にユニホームは必要なのかどうかなど,常日頃感じていられることを,お話しください。進行は黒沢さんにお願いしましたので,よろしくお願います。
黒沢(司会) 戦後保健婦が制服を着るようになったのは,GHQの指導によりモデル保健所をつくった際に,紺の厚地のブロードということでユニーホームをつくった。それから30年来だいたい保健婦の制服というと,各自治体でデザインこそ違え紺色のというふうなイメージでずっときていると思います。
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