特集 医療研究会講座集録
よびかけ
pp.8-9
発行日 1971年8月10日
Published Date 1971/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662204945
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- 文献概要
医療にとって何が一番大切か。
患者のための医療はどうあるべきか。
最近の医療は,その最も大切な問題を忘れてきています。
めざましい技術革新にしても,病気を少しでも良くするためというよりは,いわば医療経営合理化のため,あるいは製薬資本など医療産業の側の利潤追求のなかで進んできたものが多いのです。
そのことは,今日の患者不在の医療をまねきました。
今私達は,もう一度"患者のための医療技術とは何か"を問いなおさなければならない時にきています。
この研究会は,現在の医療のあり方に少しでも疑問を持たれ,何とか"患者のための医療"をとりもどさなければならないとお考えの方なら,誰れでも自由に参加できます。
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