附録
急救處置便覽
太中 弘
1
1日本赤十字病院外科
発行日 1954年7月10日
Published Date 1954/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662200761
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
(1)
1.先ず負傷部位を確認することが大切である。創内に異物を発見しても無暗に手をつけることなく,過酸化水素水による洗滌,薬物消毒,防腐帶に止めて医師の処置にまかせる。創か汚染されている場合は抗生物質及び破傷風血清の注射か必要であるからその準備を整える。
2.保温熱傷の場合以外は衣類,湯姿等で保温に注意する。特に冷感を伴うシヨツクの場合には必要てある。
Copyright © 1954, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.