特集 健康日本21地方計画にはユニーク事業がいっぱい!
民間活力を導入する意義と展開のポイント―別府市の取り組みから何がみえるか
大賀 英史
1
1国立健康・栄養研究所国際・産学共同研究センター産学連携推進室
pp.598-600
発行日 2003年7月1日
Published Date 2003/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662100117
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
行政の保健師活動はもう要らない?
ここ数年,「保健師活動の一部が民間に外部委託されており,将来,自分たちは不要になるか,事務や福祉に配置換えになるのでは」という不安を保健師からよく聞くようになった。民間的経営手法を公的な部門へ導入するというニューパブリックマネジメントの動きが盛んになり,行政評価の浸透などもあって,官から民へという小泉改革の流れは着実に現場に浸透しつつある。そのなかで,保健師活動も根本的な見直しを迫られ,不要論も出てきているのだろうが,果たして保健師活動は不要なのだろうか?
Copyright © 2003, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.