特集 臨床1年目の体験をめぐって
チームナーシングの一員となる経過と考察—患者に目が向けられるようになるまで
C.S.
1
1虎の門病院分院
pp.507-510
発行日 1983年5月1日
Published Date 1983/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922940
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
虎の門病院に入って,1年3か月,毎日新しい出来事に遭遇し,緊張を強いられ,悩みも多く,いろいろな感情に見舞われた日々だった.それだけにこの間の私の看護を振り返ってみようと思いながら果たせず,そのままになっていた.しかし,この度きっかけが得られたように思い,自分を見つめ直してみたいと思う.
あれこれ考えていくなかで,看護が患者と看護婦との関係の上でなされるのであれば,私は積極的に患者に働きかけてきたのだろうか,私は看護をしてきたのだろうかという疑問がでてきた.
Copyright © 1983, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.