PROFILE
—加藤奈智子—教務から臨床へ20年ぶりのカムバック—適材適所もあるけれど,どこでも楽しんで仕事をしてしまう人がいるものだ
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pp.105
発行日 1985年1月1日
Published Date 1985/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661920985
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助産婦学校の教務主任から病棟婦長として臨床に戻ってきて1年半が過ぎた.それまで学生実習などで病棟との接触は保たれていたものの,フルタイムの勤務はほぼ20年ぶりである.
教育を通して最新の知識にもふれているし,何ら気後れする必要もないのだが,やはり長い間現場から遠ざかっていたという意識はなかなか拭いきれるものではない.そのストレスからか‘今まで病気1つしたことのなかった私が,すぐ十二指腸潰瘍になってしまって……’しかし‘ネアカ’を自認するだけあって,さすがに新しい水になじむのも早かった.臨床に出れば出たで,また教育畑とは違う面白さがどんどん見えてくる.
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