糖尿病Q&A・12(最終回)
日本糖尿病協会の活動
池田 義雄
1
,
緒方 静代
2
1東京慈恵会医科大学
2東京慈恵会医科大学付属病院
pp.337-340
発行日 1984年3月1日
Published Date 1984/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661920731
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
日糖協の成立とその目的国際糖尿病連合から日本の学会に要請
Q 今回は,この“糖尿病Q&A”の最終回になりますので,その締めくくりとして,日本糖尿病協会(日糖協)についてお話を伺いたいと思います.日糖協は1961(昭和36)年に創立されたと聞いていますが,その経緯と目的をお話ください.
A 1961年というのはどういう時代であったかといいますと,経口血糖降下薬—これは以前のこの対談で取り上げていますが—が,わが国に導入されて非常に注目を集めていたころなのです.基礎医学者も臨床医も,こぞってこの経口血糖降下薬をめぐる研究をしていたころだとご理解いただくと,たいへんわかりやすいと思います.
Copyright © 1984, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.