研究と報告
老人失禁患者のためのおむつの工夫
竹村 美代子
1
,
萱野 末子
1
1国立療養所明星病院脳卒中リハビリ病棟
pp.627-629
発行日 1978年6月1日
Published Date 1978/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918418
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
当院においては,結核患者の減少に伴い,昭和44年より老人病棟が開設されました.当初は独り暮らしの老人が多く,身の回りの品もほとんどなく,失禁患者が多数をしめる状態でした.その後脳卒中患者を対象にしたリハビリ病棟に変わってきましたが,一時期おむつを使わねばならないことが多い現状です.
そこでおむつについて,患者に不快感を与えず,かつ業務がスムーズに行えるよう種々検討を加え,現在ではほぼ目的を達成することができましたのでここに報告します.
Copyright © 1978, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.