患声患語
看護婦の言葉に支えられて
遠藤 秀雄
1
1全日本断酒同盟会
pp.834-835
発行日 1975年8月1日
Published Date 1975/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661917316
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本誌の昨年の9月号(vol.38 no.9)の山崎ヒロ子さんの手記“どうして私だけが死ななければならないのか”を読んで,私は大きな感動を覚えるとともに,患者という立場に立ったとき,強い共感を抱いたのだった.
‘人間の看護は人間にしかできない.しかも,心の中まで看護できるものは人間以外になく,この両者を結んでくれるものは“ことば”です’と喝破されたあたりは,死と直面して得た真理とも受け取れます.
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