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近代化する産院—東京都立築地産院
pp.9-12
発行日 1965年7月1日
Published Date 1965/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541202607
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20年前の産院の印象は,みすぼらしく雑然としていた。しかし医学の進歩と病院管理の知恵は,産院にも近代化の風を吹きこんだ。そして母子保健法の提案は,母子の福祉に一段の飛躍を期待させるものがある。
東京都立築地産院(東京都中央区明石町14)は大正14年に発足したが,昭和37年にその古い殻を脱ぎ捨て,新しい設備と進歩した機能を具えた偉容を示すにいたった。新しい建物は,地上4階で,産褥婦80床,新生児80床,未熟児20床を収容する規模をもっている。
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