グラビア
スポットライトの中の白衣—“看護婦のスタイルショー”開催
林 隆喜
pp.101-105
発行日 1971年1月1日
Published Date 1971/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661915895
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ある看護婦さんが、看護婦のユニホームを自らデザインし製作し、自費でショーを開いた。日本でははじめての試みである。この人は東京の衛生病院に勤務する木村幸子さんで、木村さんは以前より洋裁が好きで習っていたが、趣味が高じて今回のスタイルショー開催の運びとなった。まず第一に働きやすいということを条件にデザインされたユニホームは学生向きからマタニティユニホームまで合わせて30点余まり。適当に流行をとり入れ現場ですぐ応用できるものばかり。これまで看護婦のユニホームはあまりにも固定化されすぎていた。これをひとつの契機にユニホームの再検討が各病院でされるといいだろう。
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