グラビヤ
女の職場—洋裁師
モードサロンさゆり
pp.14
発行日 1968年2月1日
Published Date 1968/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661913863
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「きれいで、美しいものを創造する、たのしいお仕事ですね」といった途端に、「とんでもない。私たちは“生きもの”を扱っているんです」と思いもかけない答えがかえってきた。
ある病菌をたおす薬ができれば、その薬に抵抗する病菌がでてくる──“流行”は生きものだという。その流れは早く、冷たく、際限がない。ヒザ上10センチが、20センチになり、果てはミニになる。新薬と抵抗菌との関係によく似ている。
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