Medical Topics
品質の保証,他
Q
pp.90-91
発行日 1967年1月1日
Published Date 1967/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661913013
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薬の性質は,物質として規定されること,商品として経済価値をもつこと,疾病の予防,治療・診断に有用性をもつことなどが基本であるが,この第3の性質,生理性ないし有効性,つまり,ひらたく言えば,“効きめ”をもっていることが薬の大きな特徴である。
ところが,不思議なことに,“効きめ”の研究は,すくなくとも日本では,あまりパッとしたものは少ない。結核の化学療法剤については,約10年前から,しっかりした研究があるが,さてそのほかに何があるだろう。
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