医学と看護・5月のテーマ
回復室における小児全身麻酔の看護
鈴木 純子
1
1国立小児病院手術室
pp.43-46
発行日 1966年5月1日
Published Date 1966/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912728
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はじめに
小児病院が新しく開院されてから約半年であるが,本院で行なわれている小児手術および検査のほとんど全部が全身麻酔のもとで行なわれている。恐怖,不安感,取扱い者の無思慮など,敏感に反応する子供たちの心に傷あとを残すことなくかつ安全に行ない得るよう見守ってあげることは私たちの第1の任務である。
本院には,手術室回復室と検査ギプスなどの外来麻酔患児を収容する外来回復室を持つている少ない経験を通して小児麻酔看護の一端をあけてみる。
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