読者文芸欄
詩,他
村田 幸子
1
,
牛尾 千歳
,
高橋 美枝子
,
長谷川 泉
1愛知県国立療養所大府荘
pp.124,206-207
発行日 1961年6月15日
Published Date 1961/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912558
- 有料閲覧
- 文献概要
やがて春
砂山に続く白い小径松林の黒ずんだ緑の中にうららかな少し淋しげな二月の日差し
カラコロカラコロ澄んだサンダルの音の冴えが昼下りの静寂な空気の中で私達の切迫していた気持を柔らげるのか
Copyright © 1961, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.