読者文芸欄
俳句,他
岩間 愛子
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金井 久枝
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谷口 ゆき女
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荻原 満子
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松田 節子
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,
細谷 八重子
,
曾我 淑子
,
菊池 よし子
,
小泉 ミエ
pp.72-75
発行日 1960年8月15日
Published Date 1960/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661911154
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ささなきや独居の髪梳きほぐす 〔評〕春浅くて鶯がまだ囀りはじめず,籔の中でチッチッと鳴くのを笹鳴きという。部屋で独りでいて,なすこともないままに髪でも梳こうかというときに近くで鶯の笹鳴がする。あたりの静けさが,心の静けさともどもよくあらわれています。
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