メロデイーの泉・6
3人の近代作曲家
山本 金雄
pp.49-51
発行日 1954年3月15日
Published Date 1954/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661909530
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今月はメロディーの泉となつて,もう半年たつてしまいました。色々趣向を変えて,面白く皆様に音楽の常識を分つて頂くよう努力してまいりましたが,今月は近代の私達に一番時代的に近い同じ時代の作曲家の作品,殊に場所をヨーロッパそれも大国でなしに小国のしかも世界的作曲家の代表的なポピュラーな作品を選んで解説致します。
まずボヘミヤ,チェッコスロヴァキヤの生んだ大作曲家ドヴォルザークの交響曲「新世界」,北欧フィンランド,シベリウスの交響詩曲「フィンランディア」,ポーランドの大統領をした事もある政治家であり,ピアニストであり又作曲家であるパデレフスキーの「メヌエット」以上3曲についてお話してまいります。
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