発行日 1950年10月15日
Published Date 1950/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661906717
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荻の花がみだれ咲いて秋の季節がしみじみと感じられますが,荻を筆頭にすゝき ききよう かるかや おみなえし ふじばかまくずが秋の七草と昔から歌われております。數多い秋草の中でも一人氣高く,みる目をたのしませる花は何といつても,菊の花でしよう。“黄菊白菊その外の名はなくもがな”の通り白と黄を最も貴びます。
りんどう われもこう コスモスから春の花の結實したもの,木瓜 あけびなども用いられます。
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