特集 医療の壁・医療者の壁—外国人患者を迎えるとき
[座談会]ニッポンの医療—私たちはこう感じています
小林 賢吾
1
,
鳥井 一平
2
,
川崎 哲
3
,
A
,
B
,
C
,
D
1横浜教区滞日外国人と連帯する会
2全統一労働組合
3渋谷・原宿生命と権利をかちとる会
pp.1030-1035
発行日 1995年11月1日
Published Date 1995/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904929
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川崎 本日は,外国人を支援する団体に所属する3人と,医療を必要とする場面でそれぞれの団体に支援を求めた4人の外国人にお集まりいただきました.4人とも,在留資格が切れた,いわゆるオーバーステイです.この社会的弱者でもある彼らが日本で出会った医療とはどのようなものであったのか,彼ら自身の言葉でそれらを拾い上げていくことを柱として,この座談会を進めていきたいと思います.
それでは,どんな病気・けがで病院に行き,どういう治療を受けたのかを教えてください.
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