連載 カラーグラフ
このひと'95
玛丽娅・吐尓逊(マリヤ・トルソン)さん—中国・新彊ウイグル自治区から日本へ3回の看護留学
pp.393
発行日 1995年4月1日
Published Date 1995/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904789
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日本に来て,看護のやりがいが見つかりました
中華人民共和国のはるか西方,天山山脈をいただく新彊ウイグル自治区は,北京まで列車で3日かかるという.その人民病院から,日本へ3度の看護留学をしたマリヤ・トルソンさんは,「日本の看護婦さんを見て,自分のやりがいが見つかった」と語る.
89年から日本語の勉強をはじめたマリアさんは,92年9月から3か月間,東邦大学医療短期大学の研修生として初来日.日本の救命救急看護の実態を学んだ.93年9月からの1年間ば,笹川財団奨学生として来日.この時は東京医科歯科大学附属病院で主に看護管理について研修した.そして,94年9月からの6か月は,日本で学ぶものはまだあると,自費で3度目の留学.東邦大学医療短大の研修生として,東邦大学医学部附属大森病院で日本の看護を学んだ.
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