われらカンゴ族
母 清野恭子さん,娘 磨起子さん
清野 恭子
1
,
清野 磨起子
2
1健生病院放射線科
2弘前大学医学部附属病院皮膚科病棟
pp.1
発行日 1991年1月1日
Published Date 1991/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661900293
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磨起子さん「母にもこんなこと言うの初めてなんですが,私が物心つくかつかないくらいの頃,近所の子供たちと“ごっこ遊び”をしていた時に母が画用紙でナースキャップを作ってくれたんです.それがものすごくうれしくて,私の進路はこの時決まったんじゃないかと思う.そのうれしさをずっと持ち続けていて,大人になったら看護婦になって本物のキャップを被るのが私の夢だった.だから看護婦になった時は,本当にうれしかった」
恭子さん「とくに勧めたわけではないのですが,進路に関しては一直線という感じだったですね.看護という素晴らしい仕事を娘と2人でできるなんて,本当に仕合わせだと思います」
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