特集 がん看護の潮流
オピオイド治療のポイント―レスキューの達人になる
余宮 きのみ
1
1埼玉県立がんセンター緩和ケア科
pp.14-24
発行日 2010年7月1日
Published Date 2010/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661101653
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現場で突出痛(一過性の痛みの増悪)が出現すると、患者はナースコールを押し、看護師はレスキュー(臨時投与薬)を与薬することになります。そのとき医師が同席していることは、まずありません。
ここで看護師が単にレスキューを与薬するだけでなく、プラスαの対応ができるかどうか、そして医師にどう報告するか─それがその患者の痛み治療の成功の鍵を握っているといっても過言ではありません。看護師が行うべき突出痛への対処法について紹介します。
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