巻頭カラー連載 ナースの安全を守るモノがたり⑥
手作業による洗浄(マニュアル洗浄)の危険性からナースを守る―管状器具自動洗浄装置「ソニック・イリゲーターCPE」
川口 順也
1
1株式会社モレーンコーポレーションIC-R(Infection Control Repressentative)
pp.788-789
発行日 2006年9月1日
Published Date 2006/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661100368
- 販売していません
- 文献概要
管状器材のマニュアル洗浄の危険性
「管状器材をブラシで洗浄する時は飛沫を受けてしまう…」「ラパロ鉗子は洗浄が大変で…」などと溜息をつきながら,話される手術室や中央材料部のナースの声をよく耳にします.
内視鏡の処置器具や硬性鏡などの低侵襲性手術器具は,内腔を有することが多く,その形状は複雑かつ細いために洗浄は困難であり,現在多くの施設でナースやスタッフの方々が苦労しながらマニュアル洗浄をしているのが現状です(写真1).しかし,管状器材のマニュアル洗浄には下記のような問題点が挙げられます.
Copyright © 2006, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.