クローズ・アップ
自らの手でマニュアルを作成した 福岡県保健所助産婦会の皆さん
島本 真
,
本誌
pp.983
発行日 1990年12月25日
Published Date 1990/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611903253
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保健所助産婦の必要性がいわれて久しい.日本看護協会助産婦職能集会において,毎年「助産婦の市町村,保健所への配置についての検討」が問題提起されているにもかかわらず,全国的な前進は未だみられない.
しかし,先に実績を世に示そうとする人々が登場していた,母子保健の先進県を自認する福岡県の保健所助産婦たちである.福岡県の各保健所には1名ずつ助産婦か配置されているが,だれもが保健所助産婦自らが作成した業務指針を必要とし始めていた.そして計画に着手,成就させたのである.528ページに及ぶ「福岡県保健所助産婦マニュアル—具体的業務の実践のために—」がその完成本である.
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