特別寄稿
学生の自主性が育つ「出産準備教育」実習の工夫
吉永 靖子
1
,
坂元 利子
1
1国立大蔵病院附属看護助産学校助産婦科
pp.254-263
発行日 1997年3月25日
Published Date 1997/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611901676
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はじめに
1年間の助産婦教育期間の中で学校として掲げた教育目標をどのように達成していくか,助産婦教育に長年携わっていても毎年が試行錯誤で過ぎていく。
助産婦教育では,カリキュラムの約1/2が実習であり,実践の中からの学びが重要視されている。当国立大蔵病院附属看護助産学校では実習を,2つに大別している。1つは「分娩介助」を中心とする「診断と援助技術」であり,もう1つは,「健康教育(健康相談)にかかわる援助技術」である。
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