特別記事
左古かず子さん,尊敬する先輩助産婦難波千枝さんにインタビュー
大江 委久子
1
,
石井 美雄
1
1「あゆみ通信」編集
pp.236-241
発行日 1996年3月25日
Published Date 1996/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611901439
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難波千枝先生の住む宇治市は,今も昔も高級茶の産地として名高い。ひところと比べて減ったとはいえ,今も85ヘクタールの茶畑がある。
一方,宇治市は京都市のベッドタウンとして,戦後急激に人口が増加した。昭和25年に8千世帯,3万8千人だったのが,平成2年には5万5千世帯・17万7千人が住んでいる。ざっと4倍半に膨れ上がった計算になる。京都は一般に古都のイメージが強いが,京セラ・任天堂・オムロンなどベンチャービジネスのメッカでもあるからだ。その事実とも関連して,宇治の人口は高度成長期はもとより,現在も増加の一途をたどっている。
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