クローズ・アップ
タイの母子保健の向上に尽くす パイリンさんオンアノンさん石井さん
八木 保
,
本誌
pp.607
発行日 1988年8月25日
Published Date 1988/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611207431
- 有料閲覧
- 文献概要
出生率とともに乳児死亡率も高い国々においては,母子保健が何より保健サービスの中心となる.昨年,東京慈恵会医科大学衛生学教室の松本信雄教授のグループはタイのチェンマイ大学医学部家庭医学教室と共同で,タイの母子保健の向上を図ったプロジェクトを組み,チェンマイ周辺の実態調査に取り組んだ.そのとき顔を合わせたのが,この三氏である.
パイリンさんとオンアノンさんは,それぞれチェンマイの保健所と大学で文字どおり母子保健の向上に活躍中,石井八恵子先生は,慈恵大グループの一員として調査活動に参加され,その成果をオーストラリアで行なわれた第2回東南アジア看護会議で発表した.
Copyright © 1988, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.