特集 臨床実習指導の新しい展開--愛育病院におけるこころみ
特集への序
臨床指導者講習会を実施して
伊藤 すみ
1
1愛育病院
pp.824
発行日 1987年10月25日
Published Date 1987/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611207232
- 有料閲覧
- 文献概要
当院は,昭和60年度から同愛記念病院附属看護学院助産婦科の主たる実習施設に指定され,初めて助産婦科の実習を引受けることになった。その準備の時点で私も着任した。実習を引受けるには,学院側の教育方針にそった看護理論の実践の場にふさわしい人的・物的整備を急がなければならなかった。
実習施設として当院の現状をみると,①分娩件数は年間1,300余あり十分である,②研修室,図書室をはじめ,諸設備はよく整っている,③厚生省,東京都等の主催する臨床指導者講習会のコースを終了した人が少ない,ということで,院内で指導者講習会を実施することとなった。
Copyright © 1987, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.