私と読書
更なる向上をめざし,私たち自身が自覚を—「婦人の現状と施策」を読んで
岡崎 美智子
1
1北海道大学医学部付属助産婦学校
pp.390-392
発行日 1978年6月25日
Published Date 1978/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205397
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戦後の経済成長や社会変動は,婦人の生活意識,家庭生活,職場社会とのかかわり方にも大きく影響をおよぼし,婦人の立場を多様化し,生活構造にもかなりの変化をもたらしてきています。
1975年6月,メキシコシティにおいて,世界133か国の政府の代表が集まり,男女平等の促進,経済・社会・文化の発展への婦人の参加,国際友好と協力などの目標をかかげ,国際婦人年世界会議が開催されました。そして,1976年から1985年までを「国連婦人の10年」とし,広く全世界の女性の地位向上に努力するように呼びかけたのです。
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