施設レポート・1
母と子の健康と福祉の増進をめざして—神奈川県立母子保健センターの助産婦たち
石崎 恭子
1
1神奈川県立母子保健センター
pp.64-68
発行日 1977年1月25日
Published Date 1977/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205160
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1.はじめに
横浜駅より徒歩約10分,国道1号線に面した一角に県立母子保健センターはある。当センターの前身は昭和25年,現在地に県立横浜産院として開設され,昭和37年建物の全面改築を行うと同時に内容も従来の診療中心から指導・教育を含めたものに切り替え,名称も県立母子保健センターと発展的に改称された。
以来15年,県下の母と子の健康と福祉の増進をめざし,母子専門病院として着実に成果をあげている。今では建物も老朽化し,施設設備も不備な点が多く,現代医療にそぐわない感もあるが,地域住民の要望もあり県としては何とか継続させるべく頑張っているようである。
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