あんてな
赤ちゃんの人格認められる
広沢 克江
1
1厚生省医務局看護課
pp.53
発行日 1968年10月1日
Published Date 1968/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611203642
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皆さまもすでに新聞などでご承知のとおり,昭和43年10月1日から,医療法施行規則の一部が改正されて,これまで,病院の産科の場合は,入院した母親4人に1人の割合でしか看護婦が必要人員に算定されていなかったのを改め,赤ちゃんも含めて4人に1人の割合で看護婦または准看護婦の員数を算定することになりました.
近年,医療施設内での分娩の増加はめざましいものがあり,母子保健上よりみればまことに好ましい傾向であります.しかし最近あいついで赤ちゃん取違えなどの事故が伝えられました.新生児の事故の原因は種々あるものと思いますが,今回の改正を契機に新生児に関する事故の絶滅を期したいものであります.なお,今度の改正に当たりまして,注1「新生児管理改善促進連合」のご助力を感謝いたしております.
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