グラビヤ
働く母親と婦人の憩いの家—聖心愛子会≪母子福祉センター≫(神奈川)
pp.2-8
発行日 1964年3月1日
Published Date 1964/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611202707
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
働く母親と婦人の休息所として,このほど全国でも珍しく《母子福祉センター》が,神奈川県藤沢市藤沢5300社会福祉法人聖心愛子会(会長,聖園テレジア)の手で,その広々とした敷地の中につくられた。ここは,山あり谷ありの絶好の地で,聖園子供の家(養護施設),聖園ベビーホーム(乳児院),聖園母子ホーム(母子寮)などの施設がある。
《母子福祉センター》は,鉄筋一部3階建て,延べ1300平方メートルで,都会で働くお母さんたちで,病気で入院するほどではないが,2,3日静養したいとか,からだが弱いという婦人のために宿泊施設をもった休息の家としてつくられた。この中には,洋風の個室が21あり,65人まで収容できる大規模なものである。また,その人たちのために,医療室,身上相談室,授産室,児童静養室,健康相談室のほか,200人収容できる"アサヒ記念ホール"もある。
Copyright © 1964, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.