特集 回復期リハビリテーションに求められるもの
今月のハイライト
pp.102-103
発行日 2020年2月10日
Published Date 2020/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552201868
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回復期リハビリテーション病棟は,脳血管疾患 や大腿骨頸部骨折などの患者に対し,日常生活活動(activities of daily living;ADL)の向上による寝たきりの防止と家庭復帰を目的に,リハビリテーションを集中的に行うための病棟として2000年に制度化された.そして,その病床数は年々増加し続け,現在は85,000床を超えている.回復期リハビリテーション病棟では,退院後の患者・家族の生活を総合的に想定し,それらが生活期のなかでどのように変容し,どのような対策・支援が必要となるのか,地域リハビリテー ションの観点から学際的に検討・計画される必要がある.
本特集では,それら回復期リハビリテーションの質の向上をはかるために何がなされるべきか,各分野の専門家に,その現状と課題を解説していただいた.
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