特集 リハビリテーションにおけるICFの活用
今月のハイライト
pp.2-3
発行日 2018年1月10日
Published Date 2018/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552201186
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国際生活機能分類(International Classification of Functioning, Disability and Health;ICF)は,2001年5月に世界保健機関(World Health Organization;WHO)総会で採択されて以来,普及を促進するための研究開発が行われてきており,現在では2006年にWHO国際統計分類(WHO Family of International Classification;WHO-FIC)ネットワークの中に設置された専門家会議である生活機能分類グループ(Functioning and Disability Reference Group;FDRG)において,その改善や普及啓発,具体的な活用事例などの活発な議論が続けられている.また,ICFはわが国においても「疾病」と「生活機能」の両面からの評価を可能とする共通言語として注目を集め利用が進み始めている.こうした動向をふまえ,本特集では,各分野でのICFの具体的な活用事例に焦点をあて,ICFを実際に活用している専門家に,各方面からの解説をお願いした.
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