Japanese
English
症例報告
脳梁欠損児の理学療法経過
Progress in physical therapy for agenesis of corpus callosum.
上杉 雅之
1
Masayuki Uesugi
1
1高槻市立療育園
1Ryoikuen of Takatsuki City (Rehabilitation Center for Handicapped Children)
キーワード:
脳梁欠損症
,
理学療法
,
経過
Keyword:
脳梁欠損症
,
理学療法
,
経過
pp.453-456
発行日 2001年5月10日
Published Date 2001/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109491
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はじめに
脳梁欠損症は,解剖的欠損としては1812年Reilにより最初に報告された1).臨床的に注目されるようになったのは,Paridoffらが特徴的な気脳写像を報告してからと言われている2).
その後,MRI等による早期診断に関する報告が多くされるようになった.しかし,合併奇形がない脳梁欠損の発生頻度や予後についてはいまだ不明な点が多く3),加えて脳梁欠損症への理学療法についての報告はない.
本論文は,脳梁欠損児の理学療法経過について報告する.
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