特集 多発性脳梗塞のリハビリテーション
今月のハイライト
pp.495
発行日 1996年6月10日
Published Date 1996/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552108118
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多発性脳梗塞はリハビリテーション医療ではしばしば遭遇する疾患であり,周知の内容ではあるが,知見の蓄積に伴い,病態,医学的管理,評価訓練に関して再検討する必要がある.そこで,多発性脳梗塞の成因と病態に関して畑隆志先生(東海大学神経内科),診断と治療は平野照之先生ら(熊本大学神経内科)にお願いして,リハビリテーション医が理解できるように分かりやすく解説していただいた.多発性脳梗塞の代表的なリハビリテーション上の問題点である,神経心理学的障害,聴下障害・構音障害,歩行障害に関しては,安部博史先生(福岡大学),椿原彰夫先生(川崎医科大学),小林昌之先生(産業医科大学)のリハビリテーション専門医に執筆を依頼した.リハビリテーション医療関係者には是非読んでいただきたい内容である.
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