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編集後記
pp.454
発行日 1995年5月10日
Published Date 1995/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107871
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・かつおと筍がうまくて,そして風薫るいい季節のはずなのに,世の中全体がなんとなく重苦しい空気に包まれています.年初から,天災や事件が相次いでひとつひとつ考えればどれも大事件なのに,さすがこれだけ続くと不感症かつアパシー様気分にもなります.一方,特に宗教をめぐる事件での警察やマスコミのあまりにもヒステリックな対応も気になります.良きにつけ悪しきにつけ,これらの対応のツケは自分たちにもどってくるわけですから,冷静に対応して欲しいものです.これらの事件によって,社会や個人の成熟の度合いが試されているのかもしれません.
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