Japanese
English
講座
医学的リハビリテーション施設の計画(4)
Planning of facilities for the medical rehabilitation services.
陳 慧玉
1
Fui-yu Chen
1
1東京都老人総合研究所
1Tokyo Metropolitan Institute of Gerontology.
キーワード:
フィールド・バック
,
職業前訓練
,
ボランティア
,
ディスペース
,
ディテール
Keyword:
フィールド・バック
,
職業前訓練
,
ボランティア
,
ディスペース
,
ディテール
pp.657-664
発行日 1973年6月10日
Published Date 1973/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552102960
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Ⅳ.言語治療(ST)部門
1.職員と患者について
言語治療を受ける患者は口蓋裂傷から脳性麻痺,片麻痺と幅広い.特に片麻痺患者は約25%前後が言語障害を持っているといわれている.この部門で取扱っている患者数は,職員数の不足等の理由により,サービス態勢が整っている施設でも,よくて全‘リ’対象患者の15%位である.治療頻度は毎日,1日おき,または1週間に1回とあり,治療方法も職員1名対患者1名の個別治療から,同時に数名を対象とするグループ治療,およびランゲージ・マシンあるいはランゲージ・ラボラトリー・システムを導入して患者自身で学習する方式等がある.しかし,治療の基本はあくまでも個別治療であり,計画上,職員1名あたり取扱い可能患者数は7名とみなした方がよい.
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