特集 頸肩腕部痛へのアプローチ
今月のハイライト
pp.319
発行日 2012年4月10日
Published Date 2012/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552102428
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頸肩腕部痛を呈する非特異的病態として肩こり,五十肩や肩手症候群(複合性局所疼痛症候群)などがあり,頸肩腕症候群として総称されることが多い.これらの病態は原因を特定しにくいうえに日常生活や社会生活活動を制限することが多く,治療としてのリハビリテーションの必要性は極めて高いと言える.しかし,頸肩腕症候群をはじめとする病態の定義や概念に関しては,症状や障害の複雑な実態を反映して,診療に当たる医療スタッフや学会レベルでも考え方の相違がみられている.今回,頸肩腕部痛を生じる病態に対するリハビリテーションの考え方を最新の知見をもとに整理し解説していただいた.
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