特集 BMIとリハビリテーション
今月のハイライト
pp.1015
発行日 2010年11月10日
Published Date 2010/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101885
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昨年の日本リハビリテーション医学会学術集会でも大きく取り上げられたbrain-machine interface(BMI)は,感覚や運動に関わる脳機能を機械と融合させ,障害を低減させるためのインターフェース技術の総称で,近年,各方面から注目が寄せられている.この臨床応用が実現すれば,脳卒中,脊髄損傷をはじめとする身体機能障害に対して大きな福音をもたらすことは間違いなく,リハビリテーションの分野からも,その将来が大いに期待されている.本特集では,リハビリテーション関連の専門職として知っておくべきBMIの知識を整理する意味で,現状に関する総論的な解説,実際の脳機能記録・判読の方法,その臨床応用の試みについて,BMIの第一線で活躍されている方々に執筆をお願いした.
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