特集 骨盤底機能障害と運動器障害の連関
泌尿器科医から理学療法士に求めること—泌尿器科医とともに取り組む泌尿器科疾患・骨盤底機能障害
青木 芳隆
1,2
Yoshitaka AOKI
1,2
1社会医療法人寿人会木村病院泌尿器科
2福井大学学術研究院医学系部門看護学領域
キーワード:
尿失禁
,
過活動膀胱
,
慢性骨盤痛
,
多職種連携
Keyword:
尿失禁
,
過活動膀胱
,
慢性骨盤痛
,
多職種連携
pp.269-272
発行日 2024年3月15日
Published Date 2024/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551203373
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Point
●尿失禁などの下部尿路症状や慢性骨盤痛に対して,骨盤底筋トレーニングを含む理学療法の役割は重要である
●尿失禁は産後および40歳以上において多く起こる一般的な問題で,そのタイプによって治療法も異なるため,丁寧に多角的に評価することが大切である
●泌尿器科疾患を有する患者に対し,理学療法士と泌尿器科医が連携し,専門的な知識と情報を共有しながら,適切な治療やケアを提供することが期待される
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