特集 目標に基づく理学療法のための臨床推論—症状・疾患別の実際
心不全
野崎 康平
1
,
濱崎 伸明
1
,
神谷 健太郎
2
Kohei NOZAKI
1
,
Nobuaki HAMAZAKI
1
,
Kentaro KAMIYA
2
1北里大学病院リハビリテーション部
2北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科理学療法学専攻
キーワード:
心不全
,
フィジカルアセスメント
,
フレイル
,
サルコペニア
,
病期
Keyword:
心不全
,
フィジカルアセスメント
,
フレイル
,
サルコペニア
,
病期
pp.516-522
発行日 2021年5月15日
Published Date 2021/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551202300
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Point
●心不全に対する理学療法の治療戦略は病期によって異なり,フィジカルアセスメントを行い常に過負荷に留意する
●目標を設定するうえで,心不全の重症度や心身機能のみでなく,個人因子や環境因子も考慮することが重要で,入院前よりADL能力が低下する可能性が高いことを念頭に置いておく
●急性期では身体機能を低下させないこと,回復期にかけては適切に運動療法を行うことを意識する
Copyright © 2021, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.