1ページ講座 理学療法関連審議会・協議会
大規模災害リハビリテーション支援関連団体協議会(JRAT)
大井 雅美
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1公益社団法人日本理学療法士協会事務局
pp.872
発行日 2016年9月15日
Published Date 2016/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551200667
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2011年の東日本大震災を機に「東日本大震災リハビリテーション支援関連10団体」が発足し,支援派遣者は延べ約1,200名,支援対象者は約7,700名にのぼった.その後,日本義肢装具士協会,日本義肢装具学会が加わり,現在,構成団体は12団体である(表).
大規模災害時において,救命救急から継続したリハビリテーションによる生活支援などを行い,生活不活発病などの発生を防ぐことは非常に重要であり,平時から地域における横のつながりを強め災害時に備えることが必要である.そこで,2013年には「大規模災害リハビリテーション支援関連団体協議会(Japan Rehabilitation Assistance Team:JRAT)」と改称し,大規模災害に備えたリハビリテーション支援チームの育成・組織化・ネットワークの構築を推進する活動を展開している.
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