21世紀に向けての理学療法
サイバースペースを利用した高度専門教育
小澤 純一
1
1日本大学大学院総合社会情報研究科
pp.824
発行日 2000年11月15日
Published Date 2000/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551105669
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「脱皮できない蛇は滅びる」,あるドイツの思想家の言葉です.この言葉は,医療・福祉の急激な変革の中に身をおく理学療法士の,21世紀に向けてのあるべき姿を示しているのではないでしょうか.
臨床での複雑化・高度化するニーズに対応していくには,新しい知見や技術の導入が不可欠です.また,より深くクライアントの人間性を探求しようとすれば,セラピストの深い洞察力も必要です.それまでの自己を止揚し,新たなニーズに対応できるように生成していくためには,教育を受ける新たなチャンスが必要です.
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