特集 上肢帯機能障害と理学療法
EOI(essences of the issue)
pp.153
発行日 1999年3月15日
Published Date 1999/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551105256
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理学療法では,骨・関節系,神経系,呼吸循環代謝系など多くの疾患・障害を対象としています.このうち第一線でご活躍の理学療法士の多くは,肩関節周囲炎,前腕および手指骨折,軽度の熱傷など上肢(帯)機能障害に対する理学療法を数多く実践していることと思います.一方で,成書や論文では圧倒的に下肢・体幹を扱ったものが多い現状を否定はできません.
そこで本特集では,私達の主要な領域の1つである「上肢帯機能障害と理学療法」について,理学療法の進め方と実際,慢性関節リウマチ患者の肩関節可動域とADLとの関連およびその経時変化,上肢-体幹の機能的協調性を念頭に置いたPNFによる治療法,頚髄症の評価と治療について臨床の先生方にご執筆をいただきました.
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