特集 認知障害
EOI(essences of the issue)
pp.557
発行日 1998年8月15日
Published Date 1998/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551105103
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Carlo Perfettiの認知運動療法を本誌が紹介してから6年が経過した.その後も認知機能は注目され,認知過程や認知障害は理学療法士にも多少はなじみやすい領域になってきたようである.近年,アフォーダンスやエコロジカルアプローチといったような生態学的認識論を背景とした用語が目に留まるようになり,認知過程や運動制御,あるいは運動学習の捉え方にも変化が起きようとしている.社会でも,リハビリテーション分野ても,そして理学療法分野でも環境因子の重要性が叫ばれるなかで,内的,外的環境に対する認知過程とその障害をどのように理解し,理学療法士としていかにアプローチすべきか,解説していただいた.
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