あんてな
第30回日本理学療法士学会の企画
細田 多穂
,
柳澤 健
pp.112
発行日 1995年2月15日
Published Date 1995/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551104223
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1995年6月8日(木)~10日(土)に第30回日本理学療法士学会が「21世紀への理学療法プランニング」をテーマに,東京で開催されます.
近年,本邦の理学療法は,医療分野だけでなく保健・福祉や疾病予防の領域においても実施され,理学療法の業務や価値観が多様化しています.このような状況は,理学療法士への社会的ニーズの高揚や国民の理学療法士に対する期待増大を示唆し,諸外国にはみられない急激な理学療法士数の増加を反映しています.また,人口の高齢化,疾病構造の変遷,医療制度の改変などに伴い,理学療法の内容や目標が変化してきています.一方,義肢装具士,臨床工学技士,介護福祉士などの誕生により理学療法士の隣接職種は多種となっており,理学療法士のアイデンティティーの確立が求められています.これらの状況が21世紀へ加速,継承されることは明白であり,次世紀に向けての対応が必要とされます.
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