特集 高齢下肢切断の理学療法
EOI(essences of the issue)
pp.1055
発行日 2012年12月15日
Published Date 2012/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551102647
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近年,閉塞性動脈硬化症,糖尿病などによる末梢循環障害が原因で下肢切断を余儀なくされる高齢者が増加しているが,在院期間が短縮化するなかでの義足歩行能力の獲得には多くの課題がある.加齢による体力低下に加え,呼吸循環器疾患や脳血管障害などの合併症を有するなか,最適なソケット,膝継手などを用いた義足歩行やADL指導のあり方が理学療法士に問われている.
そこで本特集では,最新の高齢下肢切断の動向と課題を明らかにして,高齢下肢切断における効果的な理学療法について紹介する.
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