特集 「腰痛症」の要因と理学療法
EOI(essences of the issue)
pp.97
発行日 2007年2月15日
Published Date 2007/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551100642
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
「腰部の疼痛」を主訴とするもののうち,原因が明らかでなく,神経学的変化がみられず,X線でも明らかな器質的変化がみられないものを「腰痛症」と総称する.器質的変化がみられるものまで含めるとその罹患頻度は高く,自然緩解するものから,日常生活活動や就労に支障を来す場合など,重症度も様々である.腰痛症の治療は,外科的治療,薬物療法,理学療法,生活指導など種々のものが症状により適用され,臨床での取り組みが進んでいる.
本特集では,「腰痛症」を,形態進化学・医学・理学療法学・装具学などの側面から整理する.
Copyright © 2007, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.