わだい
フィブロネクチン
松田 道生
1
1自治医科大学血液医学研究部門止血血栓
pp.338-339
発行日 1991年6月15日
Published Date 1991/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543906551
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■フィブロネクチンとは
フィブロネクチン(fibronectin;FN)とは,種々の線維性蛋白質と結合し,相互連携にあずかる蛋白質ということから,ラテン語のfbra(線維)とnectere(結合する)の2語を合わせて作られたものであり1),次の四つの条件を満たす,特定の蛋白質に対する総称である.FNは大きく血漿FN(plasma FN;以下pFN)と細胞性FN(cellular FN;cFN)あるいは組織FN(tissue FN;tFN)とに分けられる2,3).
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